今さら聞けないマイナンバー制度!3分でまるわかり!

ついに来年1月から、社会保障・税・災害対策の行政手続きの際に、マイナンバーが必要となります。それに伴い、昨年の10月から各世帯、各企業にマイナンバーや法人番号の通知がされています。

法人番号は一般に公開されている番号であるため、情報漏洩などの対策を行う必要はありませんが、マイナンバーは異なります。マイナンバーは個人情報とひも付く番号であり、社会保険や扶養家族、納税の状況などの情報を把握することができる番号であるため、万が一マイナンバーが漏洩すると、これらの個人情報も同時に漏洩してしまいます。

マイナンバー制度の実施にあたり、個人にも企業にも、制度の内容をしっかりと理解した上で、マイナンバーの適切な管理を行うことが求められています。

マイナンバーとは


マイナンバーは、住民票を持つすべての国民に対して1人1つ配られる12桁の番号です。番号が漏洩してしまい、不正に利用される恐れがある場合を除いて、一生変わることのない番号です。この番号は、個人情報にひも付く大切な番号であるため、情報漏洩の観点から世間ではマイナンバーの徹底した管理が騒がれています。

情報漏洩の危険性がありながらも、導入が実施されたマイナンバー制度には、主に3点の期待される役割があります。

1.行政の効率化
行政機関や地方公共団体等で行われている、情報の照合、転記、入力の手間を大幅に削減することができ、重複している作業の手間も省くことができるため、行政の効率化を図ることができます。

2.国民の利便性の向上
行政手続きが簡略化されるため、手続に要する負担が軽減されます。また、行政機関が保有する自分の情報を確認することができます。

3.公平・公正な社会の実現
所得情報や他の行政サービスの受給状況を把握することができるため、生活保護の不正受給や所得の隠ぺいによる脱税、といった不正を防止する効果が期待されています。

このような効果が期待され、来年1月からは社会保障・税・災害対策の行政手続きでマイナンバーが利用されるようになります。また、現在はマイナンバーの利用範囲に厳しい制限があり、行政手続きのみに限られていますが、今後民間利用することも検討されています。

法人番号とは


法人番号は、1法人に対して1つの13桁の番号であり、企業の事務負担の軽減などの効果が期待されています。法人番号はマイナンバーとは異なり、個人情報にひも付いていないため、法人番号が指定された企業の①法人番号、②商号、③所在地がインターネットを通じて公開されます。

法人番号公表サイト
参照リンク:「法人番号公表サイト

あまり知られていませんが、法人番号をうまく活用することにより企業は様々な恩恵を受けることができます。また、法人番号についても利用範囲が拡大される見込みがあり、企業はより多くの恩恵を受けることができるようになります。(参照記事:「意外と知られていない!?法人番号のメリット徹底解説」)

個人番号カードとは


個人番号カードは、個人番号を証明する書類や本人確認の際に身分証明書として利用することができるICカードです。個人番号カードには以下の情報が記載される予定です。

■個人番号カードに記載される情報
・氏名
・住所
・生年月日
・性別
・顔写真
・個人番号(マイナンバー)
・電子証明書の有効期限
・セキュリティコード
・サインパネル領域
・臓器提供意思表示欄




2016年1月から本人の申請により交付が開始されます。その際の交付手数料は、当面の間無料とされています。個人番号カードには重要な個人情報が記載されているので、取り扱いには細心の注意を払う必要があります。

マイナポータルとは


マイナポータルは、個人情報のやりとりの記録をパソコンなどを通して確認することができる個人向けのサービスです。現時点(2015年12月)では、マイナポータルで以下の3つのサービスが提供されることが公表されています。
自分の個人情報を、いつ、誰が、どのように提供したのか確認できる。
行政機関が保有する個人情報の内容を確認できる。
行政機関から各々に合った行政サービスの通知を受け取れる。

また、納税などの決済を電子的に行うサービスなども追加で検討されています。マイナポータルは2017年1月から利用可能となります。

まとめ


マイナンバー制度が実施され、企業は従業員のマイナンバー管理や、法人番号の業務上の利用など、さまざまな対応を行う必要が生じています。特に、従業員のマイナンバーの収集・管理についての対策は、最優先で取り組む必要があり、従業員のマイナンバー利用に関しても、就業規則にマイナンバーの利用範囲について明記するなどの対応を行う必要があります。まだマイナンバーの対応が完了していない企業は、早急に対応することをおすすめします。

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