FacebookのCEOも推奨!企業が育休を支援する4つのメリット

米FacebookのCEO(最高経営責任者)であるマーク・ザッカーバーグ氏が、生まれてくる娘のために2ヶ月の父親産休を取ることを、自身のFacebookアカウントで発表し、大きな反響を呼んでいます。また、資生堂が打ち出した「育児中の女性社員にも平等なシフトやノルマを与える」という方針転換は、子育て支援に逆効するような内容であったため「資生堂ショック」と呼ばれ、大きな話題を呼びました。

育休取得の問題は、企業イメージにも関わる問題であり、様々な議論がされています。しかし、その議論の際に、育児休業取得による企業側のメリットについては、あまり触れられていません。そこで今回は、労働者の育休取得による企業のメリットを紹介したいと思います。

労働者の育児休業による企業のメリット


一般的に従業員の育休の取得は、休業期間中の労働力が減る、仕事から離れるためブランクが発生する、といった企業にとってのデメリットが知られています。
しかし実は、労働者の育休取得は、労働者だけでなく企業にとってもメリットのある行為なのです。

(1)企業のイメージアップ
アメリカでは「育休の取得を含めて、ファミリーフレンドリーな企業は、企業イメージの向上、入社希望者の増加により従業員の質が向上する」といった会社の利益が実証されています。
日本は育児休業制度が整っていますが、制度を活かしきれていない職場環境が多く、育休取得している労働者がまだまだ少ないのが現状です。そのため、育休取得を推進している企業は、メディアに取り上げられるなどの企業イメージの向上を行うことができています。企業として育休取得を支援することで、広告宣伝費を掛けずに、企業のPRを行うことができるのです。

(2)仕事の効率化
育休により人員が減ることで、その仕事の穴埋めをするための仕事の効率化や、情報の共有化の習慣が社内に浸透します。効率的に働くことを習慣づけることで、従業員の残業が減り、残業代の削減にもつながります。

(3)従業員の職場への定着
企業として育児休業制度に対応した環境を提供することで、子供の出産・育児による従業員の退職を防ぐとともに、会社に対する帰属感を持たせることができます。これにより、信頼できる従業員を継続的に雇用することができ、技術やノウハウの継承がしやすくなるので、会社の長期経営、安定経営にもつながります。

(4)制度促進のための助成金
日本には、育児休業制度を促進するための中小企業両立支援助成金が存在します。例えば、育児休業中の代替要員の確保を助成する「代替要員確保コース」や、育児休業取得後の職場復帰を支援する「育成復帰支援プランコース」などが存在し、育休取得や復帰後の教育・環境整備を手助けする企業に対して、助成金が支給されます。
育児休業者のいる企業へおすすめの助成金
労働者が育休を取りやすい環境を整備するために、国が企業に対して支援を行う「両立支援等助成金」というものがあります。これは、労働者の職業生活と家庭生活を両立させるための制度で、両立支援を行った企業に対して助成金が支払われます。
両立支援等助成金は4つのコースに分けられていて、それぞれ受給要件、支給額、受給手続きが異なります。今回は、その中でもオススメな2つのコースについて紹介していきます。

1.代替要員確保コース(支給額:30万円/1人)
育休取得者の代わりとなる人員を確保するとともに、復帰後に育休取得者を原職復帰させた企業に対して支給される助成金です。
育休取得を支援したいが、人員がどうしても足りないという企業におすすめの助成金です。代替要員を確保することで、育休取得者が抜ける穴を埋めることができるので、他の従業員への負担をかけずに済みます。

2.育休復帰支援プランコース(支給額:60万円)
育休復帰プランナーの支援を受け、育休復帰支援プランを作成・実行し、育児休業の取得と現場復帰を支援した企業に対して支給される助成金です。
従業員の育休取得と、育休後の職場復帰の支援を考えている企業におすすめの助成金です。育休取得の支援を考えている企業は、是非受給することをおすすめします。
※本コースでは、育児休業取得時と職場復帰時の2回に分けて支給されます。

両立支援等助成金などの雇用助成金は、受給要件が複雑で、制度の更新もたびたび行われます。また、助成金の受給のためには、準備が必要であるケースも多々あるのでご注意ください。

両立支援等助成金についてのご相談はこちら

まとめ


育児は、子供や家族と関わる大切な時間であり、お互いの絆を深めるための重要な機会です。また、育休を企業として支援することは、従業員だけでなく企業としても大きなメリットがあります。従業員の中に子供が生まれた方がいれば、是非育休の取得支援について検討してみてください。
マーク・ザッカーバーグ氏の『仕事も家庭も大切にする』という考えが、大手企業だけでなくベンチャー企業にも広がり、多くの人のワーク・ライフ・バランスの充実に繋がればと考えていおります。

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