利用規約の必要性~利用規約の質で集客も大きく変わる~


利用規約は何のために作成するのか


WEBサービスでも対面で行うサービスでも、事業者からお客様に対し何かのサービスを提供する際に、利用規約が必要になりますが、 これは何のために必要なのでしょうか ?

ひとつは、クレーム対応の際の話し合いの場で自社が不利にならないようにするためだと言えます。

何らかのトラブルが生じ、それがクレームにつながったとき、お客様への対応の際の「唯一の武器」が利用規約となります。

不特定多数を相手にするWebコンテンツのサービス「習いごと、お教室、スクール事業、検定ビジネス、資格ビジネス」などこういった事業を始める際は、利用規約や会員規約の整備が、すごく重要になります。


思わぬ苦情に対する対応


サービス提供を継続していると、当初では思いもよらなかった事態が生じることもあります。 また、こちらに責任がある場合はもちろん、責任がない場合でも、お客様から苦情がでることもあるかもしれません。

そんなとき、利用規約をしっかりと作成しておくことで下記のような対応をすることができます。

「お客様がご同意いただいた利用規約第○条の免責の規定をご覧ください。こちらでは当社に責任がある場合を除き、お客様が被った損害につき当社はその責を負わない。とあります。大変恐れ入りますが、今回の事態は、当社の過誤や過失によるものではありませんので、当社は今回のことによるお客様の損害についての賠償はしかねます。ただ、一日も早く問題解決に至るよう当社としても誠心誠意ご協力させていただく所存でございます。」


これは事業者が、お客様に、サービス提供前に事前にしっかりした免責事項を盛り込んだ利用規約に同意をいただいていたからこそ、できる対応であるといえます。


訴訟に発展した場合でも


また、お客様が訴訟を起こし、訴訟手続きに入った場合でも、利用規約に同意した上でサービスを受けていることが立証できた場合は自社に有利にはたらきます。

利用規約があるかないか、また、利用規約の内容は自社の事業内容に沿った正確なものであることが大変重要になります。


まとめ


実際のところ、「よく分からないから、インターネット上の似たようなサービスを参考にして自分なりに作成している…」という方も多いと思います。 参考にするのはいいですが、サービスによって内容も異なりますし、運営する会社や個人によっても気になる点や避けたいリスクは大きく異なると思います。

規約はサービスを提供する側を守るものとして、極めて重要です。後々「こんなはずじゃなかった」などというトラブルを避けるために、しっかりとした規約の準備をしましょう。

また、しっかりとした規約があるのと無いのとでは、サービス自体の印象も大きく変わります。 文言がおかしかったり、誤字のある規約を使っているようなサービス提供者は信用でがきませんし、お客様はサービス自体も「大丈夫かな ? 」と不安に感じるでしょう。

上記のことから、「規約の質は事業者の質。ひいては、サービス自体の質」であるといえます。 安心してビジネスを拡大していくため、良質な顧客獲得のためにも、サービス内容とともに「規約」は定期的に見直しをし、しっかりと整備しましょう。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
参照 : SHARES 行政書士 宮原健一郎のページ

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