飲食・サービス業界の貴重な戦力 外国人留学生アルバイトは1週間28時間以内
法務



こんにちは。日本サッカー協会仲介人の大戸です。
先日、国立競技場や神宮球場の最寄り駅の信濃町駅に行きました。
近くのコンビニエンスストアに立ち寄ると、複数あるレジのほとんどが外国人アルバイト店員でした。このように、飲食・サービス業界では人手不足が深刻で、外国人アルバイトが貴重な戦力になっています。

皆さんもよく行く、コンビニエンスストア、ファミレス、居酒屋に外国人アルバイトが増えたと感じているのではないでしょうか。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックには、国内外から競技を観戦しに多く観客が来場するでしょう。 コンビニエンスストアで会場に持ち込む食べ物や飲み物を買ったり、観戦前にファミレスで食事をしたり、観戦後に居酒屋で乾杯したり。飲食・サービス業界が繁忙となり、今以上に人手が必要となります。そこでも外国人アルバイトが活躍してくれるはずです。


本日の記事は「アルバイト」のお話です。
スポーツ&アートという観点から日本を盛り上げるべく、今回も外国人のビザ・在留資格の専門家の視点から解説した記事をお届けします。

この記事の目次

資格外活動許可で1週間28時間以内のアルバイト


「留学」の在留資格にもとづいて日本の大学や専門学校で学ぶ外国人留学生は、原則、働くことができません。例外的に働くためには、資格外活動許可を取得する必要があります。

資格外活動許可を取得した外国人留学生は、アルバイトは、週28時間以内(夏期、冬期および春期休暇中は、1日8時間以内)の範囲で許可されます。
外国人留学生をアルバイトとして採用する際は、必ず在留カードの裏面に
「許可 : 原則週28時間以内。風俗営業等の従事を除く」の記載があることを確認してください。

外国人を雇用しようとする際に、当該外国人が不法就労者であることを知らなかったとしても、在留カードを確認していない等の過失がある場合には処罰を免れませんので、ご注意ください。

参照 : 入国管理局ホームページ

なお、風俗営業や風俗関連営業が行われる場所でのアルバイトは禁じられています。スナック、ナイトクラブ、客の接待をして飲食させるバー・喫茶店などでは皿洗いや掃除をすることも禁止されています。


外国人留学生の正社員採用時の注意点


資格外活動許可を取得した外国人留学生が制限時間を超えたアルバイトをした場合は、本国送還・罰金・懲役などの処分を受けます。
また、アルバイト勤務期間中には発覚しなくても、その後、就職のための在留資格変更許可申請時に発覚した場合、不許可となる場合があります。そうなると、会社が内定を出しても勤務させることができなくなります。

外国人留学生を正社員等で採用する場合は、必ず留学期間中、制限時間を超えてアルバイトをしていないことを確認してください。
なお、入国管理局は、住民税の課税証明書・納税証明書を見て、外国人留学生の1年間の総所得が200万円を超えると、制限時間を超えるアルバイトをしたと推定するようです。


日本の大学・専門学校卒業後に就職活動中の外国人アルバイト


日本の大学を卒業、または、専門学校を専門士の称号を取得して卒業した留学生で、卒業前から行っている就職活動を継続するための「特定活動」の在留資格をもって在留する者は資格外活動許可を取得することができます。

前述のように在留カードの裏面に「許可:原則週28時間以内。風俗営業等の従事を除く」があれば、アルバイトとして採用できます。

まとめ


飲食・サービス業界の関係者の方々、大学・専門学校の関係者の方々、外国人留学生の皆さま、アルバイトのための資格外活動許可に関して、「スポーツ&アート専門の行政書士 大戸」までお気軽にご相談ください。

参照 : SHARES 行政書士法人アーネスト法務経営事務所 大戸 浩二のページ

2020年東京オリンピック&パラリンピックに向けて ! また、将来もスポーツ&アートで「日本に活気」を !

SHARES LABでインタビューされました。
参照 : 【特集記事】オリンピック後を見据えた戦略を、今こそ考える

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