契約書の正しい見方をご存知ですか?
法務


皆様は、契約書について十分な知識をお持ちでしょうか?契約書はビジネス上の取引であれば、日常的に依頼者と受注者との間で取り交わされるものではありますが、契約書の理解が十分ではないことで、契約当事者の間で様々なトラブルが発生することも少なくはありません。

この記事の目次

今回は、そんな契約トラブルにまつわるお話をさせていただき、同じようなミスを犯さないようにして頂ければと思いますので、是非最後までお読みください。

クライアントとのやり取りでのあるお話


先日耳にしたお話ですが、あるお客様が仕事の依頼をされた際に、契約書を取り交わすことになりました。お客様はいくつかの契約書にサインをするように、言われて仕事の受注をするために、一通り契約書に目を通して、サインするように先方様に求められました。

ちなみに、このお客様は、オンライン上でのやり取りで打ち合わせをされていました。冷静になって、契約書を読み直してみると、瑕疵担保責任だとか、損害賠償の取り決めの話だとか、なんだか聞きなれない言葉であふれかえっており、よくわからない規定ばかりです。

もしかすると、一方的に自分にとって不利な条件が設定されているようで、何かあった時に非常に不利益が及ぶかもしれないという心配もあります。

契約書の解釈について


契約書の文言を見慣れない場合でも、勝手な解釈をしてしまうことは厳禁です。契約書の内容は、一般的に私たちが日常話す言葉では書かれないことが通常です。

契約書におけるルールは、一定の内容が契約形態に従って、盛り込まれることになりますが、一般的な記載の仕方を押さえておかないと、個別的な条件設定について交渉することはなかなか困難になります。ということは、あまり契約書を見慣れない方は、個別事項について、検討するのに、原則的なルールを押さえるのに時間を割くべきということになるでしょう。

独りよがりな契約の解釈により、取引の進展がうまくいかなくなってしまってはいけません。せっかく、良い条件のお仕事のお話が来ていても、いざ契約段階になって取引が頓挫してしまうことは、非常にもったいないことです。

契約書の見方について正しい知識を持ちましょう


契約書は専門的な知識が要求される範囲です。契約書に携わる機会があれば、必ず正しい知識を持たなければいけません。
この正しい知識を持つためには、(1)自分で勉強する、(2)詳しい人に教えてもらう、の2通りの方法が考えられるでしょう。

自分で勉強されても勿論構いませんので、現在では数多くの法律関係の書籍が本屋さんに並んでいますし、読みやすい本から勉強を始められてはいかがでしょうか。
あるいは契約期限が迫っており、どうしても今回は、専門家に頼ろうという場合にでも、自分でしっかりと内容を理解するようにしましょう。

まとめ


さて、いかがでしたでしょうか?一般の方からすると、契約書を確認するときに2通りの反応が考えられるのではないでしょうか。すなわち、
(1)この契約書の意味はよく分からないけど、妥当そうに書いてあるから、まぁ問題ないでしょう
(2)この契約書の意味はよく分からないけど、少し不安だからどうにかしてこの意味を理解しなければいけない
という場合です。

当然ですが、怖いのは前者の場合です。ビジネス取引ですから、条件設定の話とは違う内容が契約内容に記載されていたとしても、契約書にサインをしてしまえば、契約条件に同意したものと考えられかねません。

一人で解決できそうにない場合には、詳しい専門家を頼るのも一つの手ではないでしょうか。我々行政書士は契約書関連の業務の専門家でもありますので、何かお困りごとがあれば、ご相談いただきますと、こうしたトラブルにも対応させていただいております。

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