東京都の補助金「新・展示会等出展支援助成事業」のご紹介
経営


この記事の目次
東京都の補助金紹介、第2弾をお届けします。

今回ご紹介するのは「新・展示会等出展支援助成事業」です。支援とか助成とか名前がややこしいので、以下「展示会補助金」と呼びます。
参照 : 新・展示会等出展支援助成事業 -販路拡大サポート事業-

その名のごとく、展示会への出展に関連する費用を補助してくれるとてもありがたい仕組みです。ご承知の通り、東京ビッグサイトや幕張メッセでは毎日と言っていいほど、様々な展示会が催されています。メーカーを中心に、これらの展示会に出展して商機拡大を図っている企業の皆様も多いのではないでしょうか。

しかしながら、たとえ1ブースであっても展示会への出展はお金がかかります。大企業ならいざ知らず、中小企業においてその金額は馬鹿にできません。そんなときに検討して頂きたいのが今回の「展示会補助金」です。

ブース代(小間料)はもちろん、パンフレット、PR映像制作、ブースの装飾、什器のリース代、会場への輸送費等々、出展に係る幅広い経費を対象にして補助率2/3、上限額150万円まで補助されます。

例えば、225万円の経費を使えば、225 × 2/3 = 150万円が補助される計算です。そしてこの補助金の大きな魅力は「予算の限り毎月募集されていること」と「条件と書類を揃えればほぼ採択されること」です。

順番に説明します。

予算の限り毎月募集されている


補助金と言えば、年に1〜2回しか募集がなくてタイミングが合わなければそれまで、というのが大半です。しかし展示会補助金は毎月募集されています。平成29年度のケースを見ると、4月からスタートして1月まで毎月末を締切として募集されました。

なぜ1月で終わりかと言うと、月末に締切られた分の交付決定が2ヵ月後であるため、1月末締の3月交付決定で年度終了となるためです。あとは年度途中で予算が使い切られた場合も、その時点で終了になります。

どちらにせよ、出展する展示会が決まっている場合は、早めに申請してしまうことをオススメします。

条件と書類を揃えればほぼ採択される


同じく補助金と言えば、通常は大学受験のごとく合格率(採択率)があり、申請内容によって点数が付けられて合否が分かれるものです。
ですが展示会補助金の場合は、条件を満たし、書類をきちんと出せばほぼ採択されます。(もちろん書類不備などの理由では、不採択になる可能性はありますが)

なので「どうせ通るかどうか分からないんだったら、やらない方がマシ」という考えは、この制度では当てはまらないかもしれません。ここまで聞くと、使い勝手が良くてお得な仕組みだと思われないでしょうか?ですが物事には良い話だけではありません。きちんと少し面倒な部分も説明します。先にも少し書いてありますが、実は申請するための条件が少し複雑で厄介なのです。

この先を読んで頂く前に、結論から申し上げます。気になる方はご相談下さい。こういうものはプロに聞いた方が手間も間違いも少ないです。なのでこの先はざっと読まれることをオススメします。

では改めて申請条件ですが、中小企業であることや、東京都の補助金なので本店または支店が都内に登記されていることはもちろん、

都内商工会議所・商工会等において、「中小企業活力向上プロジェクトの経営診断」を受けている

これが大前提になります。

「中小企業活力向上プロジェクトの経営診断」の詳細な説明は省きますが、簡単に言うと商工会議所が行っている中小企業への経営サポート施策の1つで、質問に答えると専門家がレポートを作成してくれるというものです。

それに加えて、以下の3つのうちいずれかに該当する必要があります。

・直近決算期の売上高が、前期と比較して減少していること
・直近決算期に赤字を計上していること(営業利益、経常利益、当期純利益のいずれか )
・都内商工会議所・商工会等において、中小企業活力向上プロジェクト「成長アシストコース」の支援を受け、修了していること

3つめの「成長アシストコース」の説明はまたまた省きます。ものすごくざっくりいうと、先の経営診断の進化版でおよそ10日間の経営コンサルティングを受けるものだとご理解ください。

特に最後の方はいまいちイメージが沸かない、という方も少なくないと思います。

なお、ここまでの内容は平成29年度の情報から記載しています。来年度も細かな変更はあるかもしれませんが、制度の大枠が変わらなければ4月募集開始となる予定です。
繰り返しになり恐縮ですが、気になるけど面倒だと思った方は一度ご相談下さい。

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