2017冬の賞与は3年ぶり増加の見込み ! 『賞与支払届』の提出を忘れずに
労務



2017年もいよいよ最終月を迎え、少しずつ師走の慌ただしさを感じるようになってまいりました。

12月といえば冬のボーナスの支給月ということで、毎度のことになりますが、『賞与支払届』を忘れることのないよう、ご注意ください。



2017冬の賞与は前年比+0.6%で、3年ぶり増加の見込み


さて、今年の冬期賞与に関わる見通しですが、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが、厚生労働省「毎月勤労統計調査」を元に予測した民間企業(調査産業計・ 事業所規模 5 人以上)における一人あたりの支給平均額は「32万2235円」とのことです。

前年比より微増の見込みとなった背景や業種別の状況等、詳細は下記よりご確認いただけます。
参照 : 三菱UFJリサーチ&コンサルティング「2017 年冬のボーナス見通し」


放置厳禁 ! 『賞与支払届』が届いたら内容を確認しましょう


さて、賞与については支給額を試算・確定し、準備を整え、支給を済ませたらひと安心、というわけにはまいりません。必ず『賞与支払届』による届け出を済ませましょう。

新規適用届に賞与支払予定月を記入した会社宛てに、支払予定月の前月に日本年金機構から事業所宛に「賞与支払届」及び「賞与支払届総括表」が送付されているはずです。
もしもまだ開封されていない場合には、早急に内容を確認しましょう。

送られてきた届出用紙に印字されている内容は、賞与支払予定月の前々月の19日時点の情報が元となっています。被保険者の印字漏れ等がある場合には、追記して対応します。 「賞与支払予定月を申告していない」という場合には、届出書を下記よりダウンロードできます。
参考 : 日本年金機構「従業員に賞与を支給したときの手続き」

なお、「賞与支払届」は電子申請による届け出も可能です。


「支払日から5日以内」が期限!『賞与支払届』の書き方を総復習


「賞与支払届」の届け出期限は「賞与支払日から5日以内」です。届出用紙の書き方の留意点については、以前の記事の再掲となりますが、ご紹介しておきます。

□ ①事務所整理番号
⇒記入が漏れがちですので、忘れずに記入しましょう

□ ④賞与支払年月日
⇒用紙上段の④欄に記入したら、同日に支給する被保険者については個々に賞与支払年月日を記入する必要はありません

□ ㋒通貨によるものの額
⇒通貨によって実際に支給した額を記入します

□ ㋓現物によるものの額
⇒通貨以外の現物によって支給した賞与については、金銭に換算した額を記入します 換算額は『全国現物給与価額一覧表(厚生労働大臣が定める現物給与の価額)』に準 じます

参照 : 日本年金機構「全国現物給与価額一覧表(厚生労働大臣が定める現物給与の価額) 」

□ ⑤賞与額
⇒㋒と㋓に記入した額の合計額を、千円未満切り捨てで記入します

□ 用紙上段の「届出コード」「事業所整理符号」「事業所番号」「CD」、及び㋐「賞与支払予定年月」欄は記入する必要ありません

□ 賞与支払届に印字されている方でも、賞与の支払いがなかった場合には記入の必要はありません

出典 : SHARES LAB『期限は「支給日から5日以内」!『賞与支払届』のチェックポイントを解説』


なお、今回は賞与を支給しなかった場合、「賞与支払届」は不要ですが「総括表」は提出しなければなりません。
この場合、「④支給・不支給」欄の「1」に○をつけて、必要事項を記入します。

まとめ


夏は算定基礎届、冬は年末の慌ただしさと重なるために、つい提出を怠ってしまいそうな「賞与支払届」。

しかしながら、賞与に関わる保険料額の決定をする上で重要な書類ですから、期限までに確実に届け出を済ませるようにしましょう !
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
参照 : SHARES 社会保険労務士 丸山博美のページ

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