ストレスチェックを簡単に!「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」がバージョンアップされました
労務


2015年12月より、労働者数50名以上の事業所に義務付けられたストレスチェック。対象企業におかれましては、実施の状況はいかがでしょうか?
厚生労働省が公開するストレスチェック導入支援ツール「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」については、先日、Ver.3.2がリリースされました。現在利用中の会社ではバージョンアップが必要になりますので、必ずご確認ください。

この記事の目次

バージョンアップで、よりストレスチェックの結果が充実

厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムがVer3.1からVer.3.2へバージョンアップされ、下記の点が変更されました。

受検者回答用アプリについて

→実施者用管理ツールの環境設定より再受検可否についての設定ができるようになりました。

職場結果について

●帳票
→「ひとつの職場」に全国平均と比較した数値がコメント表示されるようになりました。
→「複数の職場」に「総合健康リスク、リスクA、リスクB」の各職場の比較グラフが表示されます。

また、結果を「総合健康リスク」の昇順降順でも表示できるようになりました。
●分析機能
→結果を3D図でも表示できるようになりました。

出典:厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム バージョンアッププログラム(Ver.3.2)を公開」

主に結果データが一層充実し、より分析に役立てやすくなったようです。Ver3.0、Ver 3.1を使用されている場合にはバージョンアップが必要となりますが、その際に必ずデータのバックアップをとるよう注意喚起されています。

ストレスチェックの実施、結果報告をしていますか?

出典:厚生労働省「リーフレット等(B2ポスター)」

2015年12月より、従業員数50名以上の事業所に実施が義務付けられたストレスチェック。対象となる場合には、健康診断同様、毎年1回実施することになっていますが、御社では適正に実施されているでしょうか?

ストレスチェックの主な目的は、

✓ 労働者自身がストレスの状態を把握し、適切な対応ができるようにすること
✓ 検査結果を集団的に分析することで、会社が職場環境の改善、労働者のメンタルヘルス不調の防止につなげること


にあります。
また、ストレスチェックとそれに伴う面接指導の実施状況は、毎年、労働基準監督署に所定の様式で報告する必要があります。対象企業においては、忘れずに対応しましょう。

参考:静岡労働局「ストレスチェックの結果報告はお済みですか?」

ストレスチェックにまつわる疑問解消に、実施手順とQ&Aをチェック

2015年にストレスチェックが義務化されてから今年で4年目に入りますが、現場においては未だ実施に伴い判断に迷うことも多いようです。厚生労働省では、導入マニュアルや改正労働安全衛生法Q&A集を通じて、ストレスチェックにまつわる情報提供を行っています。ストレスチェックに関わる理解を深めるために、ぜひご活用ください。

参考:
厚生労働省「ストレスチェック制度導入マニュアル」

厚生労働省「改正労働安全衛生法Q&A集」

まとめ

今号のテーマである「ストレスチェック」については、すでにSHARES LAB内の記事でも関連情報をご提供しています。「実は対応できていなかった!」という事業所においては、今からでも遅くありませんから、今後適正に実施するようにしましょう。取り組みに際しては、政府がリリースするツールの活用が便利です。
ストレスチェックに関わるご相談は、労務管理の専門家である社会保険労務士まで、お気軽にお問い合わせください。

参考:
■SHARES LAB「ストレスチェック制度から1年半~成果と活かし方を専門家が解説」

■SHARES LAB「平成28年度改正!「ストレスチェック助成金」が使いやすくなりました」

■SHARES LAB「ストレスチェックは実施して終わり、ではありません。集団分析をするメリット・デメリットを解説」

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