「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」 7月は重点実施期間です
労務


7月に入れば、梅雨明けまであと少し。これから夏を迎えるにあたり、気を付けておきたいのが「熱中症対策」です。熱中症予防は個人レベルの対応が肝心と考えられがちですが、労働者が一日の大半を過ごす職場での対策ももちろん不可欠となります。2017年より毎年実施されている「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」は今年も既に5月1日よりスタートしていますが、7月は重点取組期間とされています。今一度、御社の熱中症対策を見直してみましょう。

この記事の目次

「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」 5~9月の確認事項

職場の熱中症対策として、クールワークキャンペーンで推奨される取組みは、下記の3ステップです。

出典:「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」リーフレット

職場の熱中症というと、屋外作業が主となる建設業での発生が真っ先に頭に浮かぶかもしれません。しかしながら、熱中症による死亡者数は製造業や運送業、警備業といった建設以外の業種でも数を増しており、屋内作業での発生が増加しているというデータもあり、注意が必要です。また、熱中症の発症には個人の健康状態や日常生活における健康管理が大きく影響する点にも留意する必要があります。事業場においてはできる限り労働者の健康状態を把握し、対応に役立てるようにしましょう。

「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」 重点取組期間となる7月の留意点

「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」は毎年5月1日から9月30日にかけて実施されますが、7月は特に重点的な取り組みをすべき期間として位置づけられています。前項に挙げた職場における通常の熱中症対策に加え、下記の観点での対策・確認に努めましょう。

出典:厚生労働省「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」リーフレット

職場での熱中症による死傷の9割が、「7~8月」に多く生じています。今年も7月に入りましたので、より一層気を引き締めて対応に取り組んでいくことが大切です。

職場における熱中症発生状況は2018年度で過去最多

2019年1月15日時点の速報値によると、職場における熱中症による死傷者数は2018年度に過去10年で最多となっていることが分かります。また、あらゆる業種で発症がみられるため、いずれの業務に従事する場合にも注意が必要です。勤務時の熱中症は、職場での対策によって十分防ぐことができますので、こまめな休憩や水分摂取、職場環境の見直しといった基本的な部分から改善に努めましょう。


出典:厚生労働省「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(平成 31 年1月 15 日時点速報値)」

また、厚生労働省では、熱中症予防の推進役として「熱中症予防管理者」を選任し、労使に対する労働衛生教育や適切な作業管理にあたらせることを推奨しています。この予防管理者となるのに相応しい「安全衛生推進者」「衛生推進者」「衛生管理者」等については適正に選任し、適切な対策を講じられる様に体勢を整えておく必要があります。

まとめ

夏の訪れを目前に控え、各事業場においても暑さ対策に本格的に取り組むべき時期がやってまいりました。労働者の状況を正しく把握した上で必要な措置を講じられる様、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を通じて提供される情報を有効活用してまいりましょう!

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