働き方改革を4つの認定グレードで評価 「北海道働き方改革推進企業認定制度」
労務


2019年4月の働き方改革関連法施行を受け、各都道府県が独自の認定制度を創設し、働き方改革を推進する動きが多くみられる様になりました。今号でご紹介するのは「北海道働き方改革推進企業認定制度」。両立支援や女性活躍への取り組みに加え、就業環境の改善や生産性向上等にも積極的に着手する企業への認定制度です。

この記事の目次

「北海道働き方改革推進企業認定制度」の概要

「北海道働き方改革推進企業認定制度」とは、文字通り、働き方改革に前向きに取り組む北海道内企業を対象とした認定制度のことです。

出典:北海道「北海道働き方改革推進企業認定制度の概要」

「多様な人材の活躍」、「就業環境の改善」、「生産性の向上」を柱に、各テーマの評価基準と照らし合わせてポイントが付与されていく仕組みとなっています。
具体的な評価項目は下記の通りで、両立支援関連の基準を満たす場合には「北海道あったかファミリー応援企業登録制度」、両立支援に加えて女性活躍推進に関わる基準を満たす場合には「北海道なでしこ応援企業認定制度」への登録・認定併せて行われる仕組みとなっています。
ポイントごとに4つのグレードで認定され、企業はグレードに応じた優遇措置を受けることができます。

ホワイト認定: 4ポイント以上
ブロンズ認定: 10ポイント以上
シルバー認定: 20ポイント以上
ゴールド認定: 30ポイント以上


出典:北海道「北海道働き方改革推進企業認定制度の概要_制度リーフレット」

北海道働き方改革推進企業に認定されるメリット

「北海道働き方改革推進企業認定制度」に認定された企業は、下記の通り優遇措置を受けることができます。


出典:北海道「北海道働き方改革推進企業認定制度の概要_優遇措置一覧」

最も評価の高いゴールド認定の企業は、働き方改革の「モデル企業」とされ、その取り組みは道内で広く周知されます。2019年3月15日から認定申請の受付が始まり、初めてゴールド認定された企業は、建設コンサルタントのズコーシャ(帯広市)。「子の看護休暇を有給として年15日間設定」「有休の介護休暇を年5日設定」等の施策により、育児や介護などを理由とする離職に歯止めをかけました。

まだまだある!都道府県の働き方改革推進企業認定制度

今号でご紹介したのは北海道の働き方改革推進企業認定制度ですが、現在、都道府県ごとにあらゆる働き方改革関連の認定制度が設定されています。下記は一例です。

東京都「TOKYO働き方改革宣言企業制度」

埼玉県「多様な働き方実践企業認定制度」

広島県「働き方改革実践企業認定制度」

鹿児島県「かごしま働き方改革推進企業認定制度」

さっそく、御社の事業所所在地となる都道府県についてもどのような制度があるか確認してみましょう。認定制度を活用することで、働き方改革への取り組みにぐんとはずみをつけることができるはずです。

まとめ

都道府県の働き方改革推進企業に認定されることで、御社の働き方改革を効果的に推進していける他、各種の優遇措置の適用を受けることができるようになります。特に、地域密着型で事業を行う企業においては活用しない手はないでしょう。働き方改革に関わるご相談やご依頼は、SHARES公認の社会保険労務士までお気軽にお寄せください^^

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