「労働法は守れなくて当然」はもう通用しない変われない~企業は「検索」で吊るし上げに遭う~

昨今、「働き方改革」の必要性が叫ばれていますが、一方でこれまではあまり注目されていなかった、「企業が犯している労働法違反」が摘発されるリスクが高まっています。これまで、労働法に反す...

東洋経済オンライン - 2017年08月03日(木)

記事の続きを読む

専門家からのコメント (1)

この話題にコメントする

  • 村田 淳

    えん社会保険労務士法人

    私は長時間労働が蔓延する職場のタイプには「無関心型」「非共感型」「夢追い型」があると思っています。
    「無関心型」は社長自らが忙しすぎて、この問題にまったく無頓着なタイプ。
    「非共感型」は社長が従業員の疲弊を知りながら、それを切り捨てているタイプ。
    「夢追い型」は社長の夢や理想が高すぎて、従業員がついていけないタイプ。

    どれも問題なのですが、「夢追い型」が一番やっかいです。他のタイプは、従業員から見ると会社を退職する必然性が出てきます。ところが、「夢追い型」の夢や理想が正当であればあるほど、その会社を退職することはいわば「逃げること」と感じてしまい、簡単に逃げられなくなるからです。
    ワタミが良い例でしょう。

    かと言って、会社としての「夢や理想」を捨てることは、その会社のアイデンティティが揺らぐことになります。私の経験からも、「夢や理想」が大きいほど、一時的に問題があっても、乗り越えて素敵な会社になっていることが多いように思えます。

    事業主の方は、ご自分の会社が「夢追い型」の職場になっていないか、ぜひ自問してみてください。従業員は自分と違って、そこまで強くありません。
    自分の会社が「夢追い型」であると感じた従業員の方は、「逃げること」を悪ととらえずに、自分の健康を優先して考えるようにしてください。

    2017年08月04日(金) 10:07