ご存知ですか?賞与に対する税率を解説します!
税務・財務


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賞与とは

賞与とは定期の給与とは別に支払われる給与等で、賞与、ボーナス、夏期手当、年末手当、期末手当などの名目で支給されるものです。 最低賃金が定められている給与とは異なり、賞与の支給の有無やその金額は会社の意向によることが出来ます。
支給時期や支給の有無など、給与とは異なる性質を持っている賞与は、そこから差し引かれる源泉所得税の計算方法も給与とは異なります。

賞与の源泉所得税の計算について

その賞与の源泉所得税の計算の仕方は下記の手順で行います。

①前月の給与から社会保険料等を差し引く。

(前月の給与が無い場合、前月の給与から社会保険料等を差し引いた金額がマイナスになる場合、賞与の金額が前月の給与の10倍を超える場合には、通常の給与計算時と同様の源泉所得税の計算を行う)

②上記①の金額と、扶養親族等の数を下記の「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」に当てはめて税率を求める。

(賞与を受ける本人が障害者、寡夫、寡婦、勤労学生に該当する場合は、扶養親族の数を+1人する。)

③賞与から社会保険料等を差し引いた金額に、上記②の税率を乗じる。

以上の手順で計算された金額が、賞与に対する源泉所得税となります。

下記の表は、源泉徴収税額表という国税庁のホームページ内の冊子、もしくは税務署に備えられている同様のタイトルの冊子により確認することが出来ます。源泉所得税の税率については毎年変わるというものではありませんが、計算を行う際には支給時の年度の源泉徴収税額表を利用するようになさって下さい。


※国税庁ホームページ「源泉徴収税額表」より引用

まとめ

賞与の源泉所得税額についての計算は間違えたとしても、極論は1年の源泉所得税の精算である年末調整をしっかり行えば、支給する会社にとっても、受け取る従業員にとっても損得はありません。
しかしそれは結論だけのことであって、会社が賞与の計算を間違えて支給するのは、従業員にとって気分の良いものでありません。従業員にとっては待ちに待った嬉しい賞与、会社はしっかり計算をしてお互いが気持ちよく働ける環境でありたいものです。

賞与等の給与計算の仕方、また源泉所得税の計算や納付の方法など、お困りのことがございましたら、身近な専門家にご相談をされることをお勧めいたします。

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