2分でわかる ! 最近よく聞く「クラウド会計」の特長
税務・財務


最近、テレビCMや新聞等で、クラウド会計という言葉を聞くことが多くなってきたと思います。

国内では、freee株式会社の運営する「freee」や株式会社マネーフォワードの運営する「MFクラウド会計」が有名です。いわゆるクラウド会計とは、会計システムの形態のひとつなのですが、果たしてクラウド会計は今までの会計システムとどのように違うのか、どういった特徴があるのかについて解説していきたいと思います。


この記事の目次

従来の会計システムとの違い


従来の会計システムは、ユーザーのパソコンに会計ソフトをインストールし、インストールしたパソコンでのみ、記帳や帳簿の閲覧ができるというものが主流でした。

また、各パソコンに入力されたデータ自体は連動していないため、会計データを共有するためにメール等でデータ送信を行わなければなりません。


一方、クラウド会計では、インターネットを利用し、サーバー上に設置された会計ソフトにアクセスすることで記帳や帳簿の閲覧を行います。

このように、サーバー上にあるソフトウェアやデータをインターネット経由で利用するサービスのことを「クラウドサービス」と呼びます。そのため、このような仕組みで提供される会計システムをクラウド会計と呼びます。


クラウド会計の主な特長


どこからでもアクセス可能


上述のように、クラウド会計はクラウドサービスなので、インターネットにつなげる環境にあれば、自宅や出張先等の出先にあるパソコン、スマートフォンでも利用が可能です。また、データもクラウドにあるデータが最新のものですので、従来の会計システムのようにどのパソコンに入っているものが最新であるか確認するまでもなく、常に最新の会計データを利用することができます。

他のインターネットサービスとの連係による自動仕訳


クラウド会計は、他のインターネットサービスとの連係が比較的容易にできます。例えば、インターネットバンクやオンラインでのクレジットカードの利用履歴を自動で会計システムに取り込むことができます。これを利用して、自動で仕訳を計上する機能も備えています。また、クラウドサービスの販売管理ソフトや給与計算ソフトといった業務ソフトとも連係できるので、売上高や給与支払に関する仕訳までも自動で計上することができます。

自動で仕訳が計上され、経理処理に時間がかからないため、業績の把握がタイムリーに行うことができます。


人工知能を搭載


クラウド会計にはデータの自動連係により仕訳を計上する機能を持っており、その機能を支えているのが人工知能です。人工知能が取引とそれに対応する会計処理を学習することで、将来同じ取引を行った場合に同じ会計処理をしてくれるようになります。そのため、クラウド会計を利用するに従い、仕訳の誤りが少なくなっていき、帳簿のチェックが効率化されていきます。


安価である


クラウド会計はクラウドにある会計システムを、インターネットを利用して多くの人が同時に使えるような仕組みになっています。そのため、自分でサーバーや会計ソフトを準備するよりもコストを抑えて利用することができます。例えば「freee」であれば、月額980円(税抜)から利用することができます。


まとめ


クラウド会計は現時点では会計システムとしては主流ではありませんが、その利便性、利用料の安さ、自動仕訳の正確性の向上とともに、利用者も増えていくことが予想されます。

クラウド会計導入にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
参照 : SHARES 公認会計士 船野智輝のページ

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