コロナウイルスにより更に延長決定!令和元年分確定申告期限について
税務・財務


新型コロナウイルスの影響により、確定申告の作成提出や納税に手が回らずお困りの人もいるかと思います。そのような状況の方に向けて、令和元年分の確定申告期限について、一度延長が認められたものが、更に延長することとなりました。
今回は更に延長が決定となった確定申告期限についてご紹介致します。

この記事の目次

1.本来の確定申告期限

確定申告とは、1月から12月の所得を集計し、その集計結果を基に、所得税及び消費税を計算し、確定申告書を提出、納税するものです。 例年の確定申告期限は1月から12月の所得に対して所得税が翌年3月15日、消費税が3月30日となっており、これらの日が土日祝日に該当する場合は翌平日が期限となっています。

よって新型コロナウイルスが蔓延する以前の令和元年分確定申告期限は所得税が令和2年3月16日(月)、消費税が令和2年3月31日(火)でした。

2.延長決定!確定申告期限

令和元年分確定申告期限は以前より所得税、消費税共に令和2年4月17日(金)に延長されていることが決定していましたが、この期限が更に延長されることとなりました。

延長された期限とは、期限を区切らずに、4月17⽇(⾦)以降であっても柔軟に確定申告書を受け付けることになり、実質無期限となりました。
これは税務署が個別的に対応を行うということであり、新型コロナウイルス感染症に感染した人、体調不良により外出を控えている⽅人、平⽇の在宅勤務を要請している⾃治体に居住する人等、新型コロナウイルス感染症の影響により、確定申告会場に行くことが困難な人や、申告書を作成することが困難な人を対象としています。

確定申告期限は提出が行える状況になった際に行うその確定申告書を提出した日となり、納付期限も提出した日となります。
所得税や消費税の納付方法に振替納税を選択している人は、その引落日は税務署より個別にお知らせがあるとされています。

3.個別延長をするための手続き

新型コロナウイルスの影響により令和元年分確定申告期限を延長するために、事前に申請書等を提出する必要はありません。提出が行える状況になった際に作成する確定申告書の余白に「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請」と記載するのみで良いとされています。

4.新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請の記載方法

①書面で提出をする場合

確定申告書の右上の余白に「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請」と記載をします。

②確定申告書等作成コーナーを利⽤してe-Taxで提出する場合の⼊⼒方法

所得税は「送信準備」画面の「特記事項」欄に、「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑ 申請」と⼊⼒をします。 消費税は「納税地等⼊⼒」画面の「納税地情報」欄の「建物名、号室」部分に、()を付して「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請」と⼊⼒をします。

③各種会計ソフトを利⽤してe-Taxで提出する場合の⼊⼒方法

所得税は申告書等送信票(兼送付書)の特記事項欄に、「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請」と⼊⼒をします。 消費税は申告、申請等基本情報の住所欄に、住所に続けて()を付して「新型コロナウイルスによる申告、納付期限延⻑申請」と入力をします。

5還付申告の場合は5年間有効!

上記の確定申告期限は確定申告が義務である人の期限です。確定申告をする義務のない、所得税の還付申告の期限は以前と変わらず5年間です。
よって令和元年分の還付申告の期限は令和6年12月31日(火)です。

6.まとめ

更に延長が決定となった確定申告期限についてご紹介致しました。期限が延長となりましたので、確定申告書の提出については無理をせず、対応を行うようにしましょう。
ご不明な点がございましたら、身近な専門家に相談されることをお勧め致します。

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