e-Taxを利用する前に‼利用可能環境を確認しよう
税務・財務


e-Taxと呼ばれる、国税電子申告、納税システムはインターネットを通じて確定申告や納税、申請や届け出等が出来るシステムのことです。税務署に出向かずともどこでも手続きが出来ることから、非常に便利なシステムです。
今回はe-Taxを利用するにあたり、必要な準備についてご紹介致します。
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この記事の目次

1.パソコン等の準備

インターネット環境を利用するための機器が必要です。機器の国税庁において推奨される機器のスペックは、CPUが1.6GHz以上、メモリが512MB以上、ハードディスクドライブが2GB以上の空きエリアがあり、画面解像度が1024×768以上であるものです。

インターネット環境は、Microsoft Windows 8.1でのMicrosoft Internet Explorer 11のブラウザを使用出来るもの、 Microsoft Windows 10でのMicrosoft Internet Explorer 11又はMicrosoft Edgeのブラウザを出来るものです。
更に書類の添付や閲覧にPDFを用い、Adobe Acrobat Reader DCが使用することが出来ることを推奨しています。

上記の推奨環境以外でe-Taxが使用出来ないというものではありませんが、正常な動作が出来ない可能性があります。
またパソコンのみならず下記でご紹介する電子証明書の付与のために、ICカードリーダライタの機器及びそのICカードリーダを読み取るためのソフトが必要です。

2.電子証明書の取得

e-Taxでは、インターネットを利用してやりとりするデータについて、そのデータの作成者が誰であるのかという証明、また送信されたデータが改ざんされていないことの証明のために電子証明書及び電子署名を用いています。

電子証明書にはマイナンバーカードを利用した地方公共団体情報システム機構が発行する電子証明書、商業登記認証局が発行する電子証明書、日本電子認証株式会社が発行する電子証明書等があり、証明書の取得方法は複数の方法があります。

3.利用開始届の提出

e-Taxを利用するにあたり、開始届出書を税務署長に提出し、利用者識別番号を取得する必要があります。そのために利用開始届が必要となります。
個人の提出先は、申告所得税の納税地を所轄する税務署、法人の提出先は、本店は法人税の納税地、支店は各税法の納税地を所轄する税務署です。

4.利用者識別番号の取得

利用者識別番号とは、e-Tax利用するために必要な半角16桁の番号です。利用者識別番号は、1人につき1つ必要であり、転居をしても原則同じ番号を使用することが出来ます。

e-Taxのマイページにログインをする際や申告書や届出等の提出に入力が求められるもので、取得後は番号が不明にならないよう大切に保管をする必要があります。
過去にe-Taxを利用した場合は、過去の申告書等送信票や税務署から届く確定申告のお知らせ等に表示されています。

5.e-Taxのメリット

事前準備は上記にご紹介したものが必要ですが、これらの準備を行ってでもe-Taxを利用するメリットとはどのようなものなのかご紹介致します。

①税務署に出向く必要が無い

税務署に出向いて行っていた手続きがインターネット環境のある場所であればどこでも行うことが出来ます。
e-Taxを利用することで外出をするべき機会を減らすことが出来、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の一助になることのみならず、紙面で郵送する場合の郵送料や税務署に出向くための交通費の節約にもなります。

②還付金を早く受取ることが出来る

還付申告をe-Taxで送信する場合は、印刷して提出する場合に比べ、還付金を早く受け取ることが出来ます。

③確定申告期間は24時間送信することが出来る

税務署に赴き確定申告書を提出する場合は、確定申告期間は非常に混雑し、数時間待つことも例年見受けられる光景です。一方でe-Taxは確定申告期間中であれば24時間対応しており、税務署が確定申告窓口を開いている時間に赴くことが難しい人、税務署の窓口で待つ時間の猶予が無い人等には非常に便利なシステムです。

6.まとめ

e-Taxを利用するにあたり、必要な準備等についてご紹介致しました。ご不明な点がございましたら、国税庁のホームページをご参考にしながら、最寄りの税務署や身近な専門家に相談されることをお勧め致します。

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