この記事の目次
不当な税務調査とは
税務調査において、調査官に「これは間違っていますね」と指摘されたケースで、その内容や根拠に納得いかない場合があります。
このような際には、当初からお互い冷静に、意見の食い違いを埋めていくべきなのですが、この協議が平行線のまま進むことも少なくありません。
つまり、納税者としては、調査官の言い分に納得できないケースです。
不当な税務調査では調査官が威圧をかけてくる
このようなケースでは、最終的に調査官も落としどころを見つけることができず、下記のような「威圧」をかけてくることもあります。
詳細は以下です。
(1)「税務調査が長引きますよ」
経営者が嫌がる典型的な言葉です。ただでさえ得することがない税務調査で、さらに時間とられると思うと、誰でも心が折れそうになります。税務調査を不当に長引かせようとすることは、当然税務調査の不当性があります。
経営者が嫌がる典型的な言葉です。ただでさえ得することがない税務調査で、さらに時間とられると思うと、誰でも心が折れそうになります。税務調査を不当に長引かせようとすることは、当然税務調査の不当性があります。
(2)「反面調査に行きますよ」
反面調査とは、取引先や銀行に対して税務調査を行い金額などを確かめる、税務調査の一環です。今までは反面調査に行かなかったのに・・・反面調査をかけて取引先・銀行との 信用・信頼関係を失墜させることを前面に出して、調査官が威圧してくることもあります。
反面調査とは、取引先や銀行に対して税務調査を行い金額などを確かめる、税務調査の一環です。今までは反面調査に行かなかったのに・・・反面調査をかけて取引先・銀行との 信用・信頼関係を失墜させることを前面に出して、調査官が威圧してくることもあります。
(3)「修正申告しないのであれば、税額が増えますよ」
最終的に、「修正申告であればこの金額ですが、更正となると全部チェックしなければならないので、税額は増えます」と言ってくる調査官もいます。
これら調査官の威圧的な言動があった場合は、冷静に「今言った言葉は、私を威圧しているのですか?」と確認する必要があります。
最終的に、「修正申告であればこの金額ですが、更正となると全部チェックしなければならないので、税額は増えます」と言ってくる調査官もいます。
これら調査官の威圧的な言動があった場合は、冷静に「今言った言葉は、私を威圧しているのですか?」と確認する必要があります。
調査官の威圧と誘導に屈しない為のポイント
調査官の「威圧と誘導」に屈しないためには、経営者としては、下記の3つのポイントを知っておかなければなりません。
・税務調査はあくまでも任意であること
・質問検査権の範囲
・更正と修正申告に税額等の違いは、法的にないこと
・質問検査権の範囲
・更正と修正申告に税額等の違いは、法的にないこと
3つのポイントをしっかりと認識して、調査官の「威圧と誘導」に屈しないようにしましょう。
まとめ
不当な税務調査に屈しない3つのポイントについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか ?
ご不明な点がある場合は専門家に相談することをおすすめいたします。
税務調査についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
参照 : SHARES 田中雅明税理士事務所 田中雅明のページ
この記事が「勉強になった!」と思ったらクリックをお願いします